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diary
田村亮のちょっと嬉しかったこと
田村亮からひとこと

第123回 子供達に教えられました。 (2011年1月9日)

 先日、例のごとくウォーキングで東京タワーの方にコースを取りました。芝公園を歩いていましたら、子供達があっちこっちのベンチに座ったり、時計台の下に腰を掛けたりしてお弁当を拡げてました。見渡したところ、10人程もいなかったかな?

 何となく言葉をかけたくなって、二人組の子供に・・・
私「コンニチハ・・・」
子供達「コンニチハ。」
私「君たち、学校で来てるの?それとも友達とお遊びで来てるの?」
A君「保育園です。僕、6才。」
B君「僕、5才です。」
私「ああ、そうなんだ。・・・近くの保育園なの?」
A君「クキから来ました。」
私「クキ・・・?クキってもしかしたら埼玉の久喜かな?」
A君「(嬉しそうに)ハイ、そうです。もっと小っちゃいのは今日は来てないけど。」
私「君達より小っちゃい子は保育園で留守番なの」
A君B君「ハイ。」
私「・・・お弁当おいしい?」
A君「ハイ。・・・おいしいよな。」
B君「うん。おいしい。」
私「お母さんが作ってくれたの?」
A君「ハイ。そうです。」
私「お母さんが作ってくれたお弁当は絶対おいしいよネ。・・・一番だよネ・・・」
A君「ハイ。」
私「・・・(しばらくニコニコと見ている)」
A君「良かったら、少し食べますか?」
私「イヤイヤ・・・、いいよ。おじさんお家近くだから帰って食べるヨ。」
A君B君「・・・(モグモグ食べてる)」
私は「東京タワー、登った?」
A君「イエ、まだ登ってません」
私「これから登るの?」
A君「ウーン・・・今日はたぶん登らないと思います。」
私「そう。・・・それじゃ、おじさん、もう帰るネ。食事中邪魔しちゃったネ・・・」
A君「イイエ。」
私「じゃ、バイバイ」
A君B君「さようなら。」

 あの子供達、受け答えがハキハキしていて、とってもお行儀の良い言葉遣いをしてくれました。ものの2〜3分程でしたが、とっても心が洗われた様な気分になれました。
保育園の先生方、そして あの子供達のお母さん、お父さん達の日頃の育て方なんでしょうか・・・改めて日本語の美しさを子供達に再認識させてもらいました。

「難しい言葉」より「美しい言葉」が喋られる様になりたいものです。

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